まごめ内科・腎クリニック|院長 井上(大橋) 禎子|都営浅草線「西馬込駅」徒歩2分

診療内容

診療内容

腎臓疾患

腎臓疾患

当クリニックで治療対象となる主な疾患

  • 蛋白尿、血尿などの尿異常(ただし結石は泌尿器科へご紹介致します)
  • 慢性腎炎、ネフローゼ症候群
  • 糖尿病・膠原病などの全身疾患に伴う腎臓病
  • 多尿やナトリウム・カリウム濃度異常などの電解質代謝異常症
  • 難治性高血圧症やホルモン異常などに伴う二次性高血圧症
  • 肥満や高脂血症、メタボリック症候群などに伴う腎臓病
  • 多発性嚢胞腎などの遺伝性慢性腎疾患
  • 慢性腎臓病(CKD)、慢性腎不全
  • 慢性腎臓病と慢性腎不全

    腎臓病は浮腫、高血圧といった症状がみられることがありますが、特に体調不良がなく、健康診断の尿異常の指摘で発見される場合が多くあります。しかし、検尿で異常を指摘されても、放置されている方が多いのも現状です。尿異常の中には、慢性糸球体腎炎と言う病気が隠れていることが多く、長く続くと慢性腎不全となり、最終的に透析療法が必要となることもあります。また検尿で糖尿病を疑われて、その後の検査で糖尿病と診断されている患者さんも多くいらっしゃいます。(詳細は糖尿病/糖尿病性腎症項をご参照ください)

    また最近、慢性腎臓病(Chronic Kidney Disease:CKD)という新しい病気の概念が注目されています。これは一般的に蛋白尿、血尿といった腎障害を示す所見や、クレアチニン上昇といった腎機能低下が慢性的に続く状態をいいます。CKDになると心臓病や脳卒中などの心血管疾患になりやすくなることが最近の研究で明らかなことから、いかにCKDを治療しながら心血管疾患を予防するかも重要となっています。現在、日本には約1,330万人のCKD患者がいるといわれており、これは、成人の約8人に1人にあたります。

    腎不全による透析療法を必要とする患者さんの数は年々増加し、2015年末には32万人以上患者さんが透析療法を行いながら生活されています。また年間約38,000人の慢性腎不全の患者さんが新たに透析を始めておられます。

    蛋白尿・血尿は腎疾患のサイン

    蛋白尿、血尿など尿異常を指摘された方は、その他に特に症状が無くても大きな病気の前兆と考えて、当クリニックを受診して下さい。進行する可能性が高いと判断される場合には、腎生検(背中から針を入れて腎臓の組織を採取する検査)を行って病態を診断し、必要に応じた治療を早期に開始することが大切です。蛋白尿出現時は尿が泡立ちやすく、また泡立ちが消えにくくなるため、尿の泡立ちが気になる時は尿検査を受けることをお勧めいたします。
    現在かかりつけの先生を受診されている方は、よくご相談されて、いつから尿異常や腎機能の低下があるか、などの情報が役立つことが多いので、必要が有れば紹介状を書いていただくとスムーズです。

    尿検査用キット

    治療にあたって

    当クリニックでは血中カリウム値、PH、Ht、ヘモグロビンなどが院内で測定できます。CKD、慢性腎不全の方の腎性貧血、ならびにアシドーシス、高カリウム血症といった電解質異常にもすぐに対応可能です。CKDは薬物療法・食事療法で進行を遅らせることは可能と考えております。当院では管理栄養士が患者さん一人ひとりにあった、個別の指導を行いますので、一度ご相談ください。

    また、すでに透析療法を施行されている患者さんも、食事管理などでご質問をお持ちの方はお気軽にご相談ください。

    初めて受診される方へ
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